必要な道具は?

必要な道具は?

木札を作るのに必要な道具は何ですか?

必要に応じて、必要なものを・・・。では、答えになっていませんね(笑)。まず、「木札の作り方」の1〜5の順に、必要な道具を見ていきましょうか。これから木札屋さんをはじめたい・・・。そんな方ではなく、オリジナルの自作木札をたった一つ作りたい。そういう方を前提にお話しします。

工程1〜製材

本来、製材をするならある程度の電動工具が必要です。ですがたった一つ作るためにそれは要らないでしょう。ここではノコギリ一つあれば充分かと思います。

工程2〜整型

ノコギリである程度は希望のサイズに切り出していると思いますから、あとはせっせと「やすり」で削っていきましょう。本当に微々たる調整ならサンドペーパーで充分です。粗い目のものでガリガリ削って、中目で微調整、細かいもので最後の仕上げといきましょう。粗いものは#40からホームセンターで普通に売られています。次に#80#120あたりで微調整し、仕上げに#150、#240、#400あたりまで使えば彫刻前の整型工程としては充分でしょう。磨くと光沢が出るタイプの樹種を選んだ場合、#240〜#400あたりの番手で、樹種によってはそろそろ艶が出てきます。
サンドペーパーでは追いつかないくらい削らないといけないようなら、金属やすりを使ってみましょう。粗いほうでゴリゴリ削ればかなり早く減っていきます。

工程3〜彫刻

これは素人が彫る前提で言えばレーザー彫りしかないと思います。手掘りで木札に細かい彫刻をするというのはちょっと厳しいです。家紋等の細かいものはまず不可能ですし、文字ですら相当の技術がないと難しいです。かといって木札一つ作るのにレーザー加工機なんて現実離れしていますから、時間貸し等で使える所を探しましょう。3Dプリンターなんかも流行っていますから、レーザー加工機くらいなら割と簡単に探せると思います。最悪、レーザー加工機のメーカーの体験会のようなものを探せば木札一つくらいならデータを持っていけば無料で試せると思います。

工程4〜穴開け

穴開けが意外と面倒です。本来はボール盤で開けるのが一般的ですが、なかなかボール盤を貸してくれる所がないです。日曜大工用に電動ドリルをお持ちでしたら、電動ドリルを使って開けましょう。たぶん斜めに穴が開いたり、ちょっと真ん中からズレたりしますが、それくらいは仕方ありません。逆転の発想で、先に製材前の板材に何箇所か穴を開けてみて、一番綺麗にまっすぐ開いた穴から、その穴を基準に木札の形を線引きして製材するというのもアリです。

工程5〜研磨

研磨は最後の仕上げに必要な工程です。これをしっかりやらないと木札の寿命が縮みます。整型の工程で使ったサンドペーパーをもう一度使いますが、さらに目の細かいものを用意してください。だいたい#240〜#1500までを3〜4段階で順に細かくしていきます。樹種によって、#600〜#1500あたりでツルツルのピカピカに仕上がります。

まとめ

最低限必要な道具として、これまでの説明をまとめますと、ノコギリと電動ドリルと、それに装着する必要なザイズのドリル刃。それとサンドペーパーを番手ごとに6段階以上。これくらいで何とか作れます。プラス、レーザー加工機を使わせてくれる所をお近くで見つけてください。