木札の作り方1〜製材

木札の作り方1〜製材

お気に入りの木材が見つかったら、必要なサイズに製材します。

 

製材は、横幅、縦の長さ、厚み、この3方向のサイズを整える作業になります。原則として、木目方向に縦の向きを取ります。木材は木目方向に繊維が走っているので、強度を確保するためです。まずは厚みを決めて、均一な厚さの板材を作ることが製材の第一歩となります。次に幅を決めて、その幅の細長い板状の棒材を作ります。最後に必要な長さにカットして完成です。

 

自分で作ってみよう

自分でDIYで木札を作る場合、決まった厚さの板材にするところまでは木材を買う段階で済ませておくべきです。出来れば欲しい厚みの板材を探すのが一番現実的です。角材を買ってきて、それを木札に適した薄さにスライスカットする作業というのは、一般適なDIYで出来ることではないです。材木屋さんでも、厚さを整えるスライスカットというのは、やってくれるところと、そうでないところがあるくらい難易度の高い製材です。やってもらえたとしても割高になることが多いと思いますので、まずは欲しい厚みの板材を探すのが賢明でしょう。

 

厚みの整った板材さえ手に入れば、幅や長さを整えるのは、それこそ「ノコギリ」でも出来ます。少し大きめにカットしておいて、後から削ることでサイズ調整は可能です。DIYでたった一つの木札を作るのであれば、それでも充分可能でしょう。

札工房ではこうして作る

札工房では、必要な厚みの板材が手に入る樹種については、決まった厚みの板材を仕入れています。ただし希少材も多く仕入れているので、そういう樹種については希望する厚みの板材として売られていることはほとんどありません。この場合は仕入先の製材部にて必要な厚さの材に製材してもらいます。木材店によっては、サイズにもよりますがプレナ加工(機械によるカンナがけ)までやってもらえるのですが、プレナ加工にはデメリットがあります。重硬な材をプレナ加工しようとすると、材がパンパンはねて割れたり欠けたり、木材の面に小さな穴ボコが出来たりします。建築用材であれば、その程度は気にもならないのでしょうけれど、木札の場合は致命的です。ですからプレナ加工せず鋸跡が残ったままの板材で仕入れます。これを丁寧にペーパーがけします。そうすることで表面のツルツルな板材にします。

 

横幅と縦の長さについては、単純にカットするだけなので簡単です。札工房では電動丸のこを使って必要な幅、長さへのカットを行います。